こんばんは、学習塾ほうぷの岡村です
朝晩の冷え込みも厳しくなり
秋本番といった感じですが
秋といえば皆さんは何の秋ですか?
食欲の秋、運動の秋、ラグビーワールドカップ
の秋もあるかもしれませんね
私は本の虫なので当然読書の秋です
昔から国語の成績を上げるために
本を読みなさい
何て言われてきましたが、私の
知る限りでは本を読むことはいいことですが
それが国語の成績に直結するかは
すこし懐疑的です
それよりは読書を楽しむ
読書は人生を豊かにして、人生の
道しるべのような言葉をくれる
素敵な習慣です
私は中学校の頃に本の虫になりました
中学校の図書館で最初は海外の
推理小説を読み漁っていました
コナンドイルのルパンシリーズや
エラリークイーンのXの悲劇から始まる
4部作は私のお気に入りでした
特に私のお気に入りの本は2冊あります
まずは栗本薫のレダです
大学の古本市で見つけて買った本で
私の人生を揺さぶった大切な1冊です
20年たった今でも持っていてことあるたびに
読み返す本です
1983年に書かれたものですが今読んでも
色褪せないものです
もう一冊は最近の名著で、この度映画化もされて
話題の恩田陸さんの蜜蜂と遠雷です
直木賞と本屋大賞をダブル受賞した本です
文章から音楽が聞こえてくるような
素晴らしくかつ美しい文体と表現に
ただただ圧倒されてしまい、500ページ近く
しかも2段になった超大作ですが
全く長さを感じないほど素晴らしい本です
映画も見ましたが、著者が映像不可能と
言っていたこの作品を映像でしか出来ない
表現で見事に1本の作品として昇華させていて
原作ファンでも納得の映画なので合わせて
ご覧いただければと思います
私は本と出合って人生の喜びを
知りました
活字離れが進んでいるようですが
こんな素敵な世界を知らないのは
正直もったいないなあと思います
ぜひ何でもいいので1冊読んでみては
いかがでしょうか?
一生読み続けられる本に出合えるかもしれませんよ
今日も読んでいただき
ありがとうございます